ブラッドショーにはなれなくて。

お金ないし、クローゼットはガラガラ。想像以上に"リアル"なアラサー女。

弁護士と私

海外ドラマが趣味だから、何となくイメージできていた。

その人たちは若かりし頃に勉強漬けのキツい日々を過ごしたけれど、今ではエリートでお金持ち。

仕事は責任が伴い激務だけれど、華やかで景色の良い世界に身を置く。

多くの一般人は彼らを見て「私とは違う世界で成功している人」と思わざるを得ない。

その人たちがどれだけ親身に接してきても、感じる雲の上っぽい感じは拭えない。

 

でもね、実感なんてしたことなかった。現実で出会ったことないしドラマの中だけでのイメージであって。

だけどようやく初めて思い知ったんだ、今日。

弁護士さんと話し合いをして、正面から見て、努力家した人としていない私はこうも違うのかと思い知らされた。

 

学生時代から努力を怠り、今日までぬるぬると生きた私。

かつて夢見た大人はもっと収入が高いはずだ!なんて悶々としていたけど、努力をしなかったらそれは当然のこと。

なのに私は見たくないもの(低収入)に蓋をして、身の丈に合わない上質な買い物をした。

そうすることで感じられる"夢見た大人になれたような錯覚"が自尊心を満たした。

 

自分は低収入で細々と生きていく柄じゃないだなんて、見栄だけは弁護士級。

こんな自分を買い被った大馬鹿者の話が自分のことだなんてあまりに恥ずかしい。

 

なんでもっと早く気づかなかったんだろう。

なんで簡単な計算ができなかったんだろう。

なんで当たり前の生活ができなかったんだろう。

考えてもキリがない。どれもこれもスッカスカの見栄を張った代償だ。

 

戻れるなら伝えたい。

「あなたへ。それだけ苦しい思いをしているのに、まだ夢見た大人にすがりつくのかい。

高級が上質ってわけじゃないんだよ。

その生活はね、結局あなたを夢見た大人から程遠い位置に連れて行くよ。

あなたは30歳を目前に弁護士にお世話になるんだよ。」

なんてね。

 

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ここを底にして"良い暮らしの始まり"に出来るのか、

それとも更に転落し続けて"悪い暮らしの続き"とするのかは自分次第。

でもきっと這い上がれる!もう一人きりで抱え込まないと決めたから。

(正直今までのことあるから自分を信じきれていない。不安で潰れそう。でも自分が信じなきゃ誰が信じるんだよ!って言い聞かせるよ。)

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