ブラッドショーにはなれなくて。

お金ないし、クローゼットはガラガラ。想像以上に"リアル"なアラサー女。

依存症記念日

私の頭はあれに似ている。ヴェルタースオリジナルの甘い飴。中身がとろけるあの飴。

頭蓋骨で守られ何とか型を保っていても、中身はドロドロ。

溶けきって正しく機能していない。

昔からうっすら分かってた、頭の何かが正常じゃないって。

友達には出来る普通の生活が、私には何故かとても難しいってね。

 

自活を初めて10年。

自分の弱さに蓋をして、綺麗で完璧な自分を演じた。

かつて思い描いた大人像に近づこうとして、誤った道を進み続けた。

身の丈に合わない生活を無理をして続けたのは、小さい世界で小さい優越感に浸りたかったからだと思う。

靴底はゆっくりゆっくりすり減った。今、ヒールが折れる音がした。

 

もう認めよう、私は依存症。

一昨日気づいた。まだ病院は行ってない。

でも紛れもなく私は100%、依存症。

進行性の病気なんだって。一人では治せないってさ。

一人で抱え続ければ、いつの間にか家族にしがみつき巻き添えにしながら沈むらしい。

 

弱さを認める時が来た。

恥を忍んで人様の力を借りるときが来たんだ。

家族を困らせたくない。家族は救命浮き輪じゃない。

家族から安らげる生活を奪わないとここで誓うよ。

 

😎ーーー

今の私が「誓う」だなんて。

ふふ。なんて胡散臭いんだ。

消そうと思ったけど、まあ残しとこうか。

ーーーー